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ひっそり日々のこと

0909

自分じゃない誰かになりたいと思ってソレを真似して振る舞ってみても、結局私は私でしかなく、周りからはきっと私にしか見えてないんだろうと思う、でも私のみている世界では全く違う風景が見えている、

みたいなことを30過ぎてもやっています。

人生が楽しくなるなら少しくらい世界の見方を変えたっていいはずだ。

 

勉強してる自分も、本を読んでる自分も、音楽している自分も、仕事している自分も、行きたくないところに行って頑張っている自分も、憂鬱な自分も、ハッピーな自分も、周りから見たらただの1人の人間でしかない。

こんなに世界は変わって見えているのに。

 

カメラのレンズとかフィルターみたいに物理的に取り替えられたらいいのに。

疲れ果てて悲観的にしかモノを見れなくなって死んでしまう人がいる。

 

最近は私の周りでそういうモードになっている女の子が二人いて、二人ともそれぞれ私に連絡をくれた。私はそういうフィルターを取り替えられるような存在になれているんだろうか。

生きてて欲しいと思うけど、そう言われるときのウザさも知っている。

 

 

中島らも「恋は底ぢから」という本の中の「今日の天使」という文章を友達に教えた。

 

本当にもう死んでしまいそうなとき、もうダメかと思ったのに、ひょっこり現れたモノや人が驚くほど簡単に底の底から引き上げてくれる、みたいな経験をすることがある。

たまたま道で会ったおばあさんから話しかけられたり、たまたま見つけた超くだらない動画でお腹を抱えて笑ってしまったり、ちょうど読んでいた小説の中のどってことないフレーズに励まされて涙が出たり、そういうものが目の前に突然現れてふわっと私を引き上げてくれることがある。

 

その出会ったものが「今日の天使」なんだけど、その友達はまさに死んでしまうくらいのところで天使に出会って生き返ったらしい。

 

***

 

私はというと、いま超絶忙しいけど、最高に楽しい毎日を送っています。。

いままで失ってきたものを取り戻せそうな。頑張りたい。

 

音楽にしても、これまでできなかったことが次々できているような。

 

これまでの経験を直接活かすことができなくたって、他のをことをやっているときにそれらのことが援護射撃してくれる時がある。最近よくある。やっぱりこれまでやってきたことで無駄なことはなかったし、援護射撃が強力すぎて、この機会にもうすごくステップアップしたい。。。