職業訓練校と聞いて、「真面目で、お堅くて、若い子が多くて、古い教室で静かな授業をただひたすらに受けるのかもしれない」みたいなイメージを持っていたんだけど、全然そんなことはなかった。
私がいたクラスには23歳〜40歳の生徒が在籍していて、私はちょうど真ん中あたり。素敵な人たちに恵まれたというのもあるけど、ほとんどの人が社会人経験を持っていて、元気でふざけることもありつつ、授業や課題に取り組むときはスイッチを切り替えて（驚くほどスパッと）真面目に取り組むというクラスだった。みんなデザイン未経験なのにセンスが良くてすごく勉強になったし、講師の先生が言うにも、本当にいい具合にお互いを刺激しあって皆のスキルがめちゃくちゃ伸びた稀有なクラスだったらしい。リスペクトし、リスペクトされ、遊び笑い、半年間ほんとうに楽しく過ごすことができた。
こんなに仲良くなるクラスは珍しいらしく、素が出始める頃になるといざこざがあったり、（びっくりするような話だけど）グループで使う備品を「あの子には貸したくない」というような人がいたり、お互いをリスペクトし合えないようなクラスも珍しくないらしい。
クラスを受け持ってくれた先生も、私のいたクラスの雰囲気と相性の良い方ばかりで、本当に全部がうまいこといった世界線だったんだなと思う。奇跡レベルだったと思う。
小中高大と学校に通った歴史と比べても、この半年間が一番楽しい学生生活だったな。２歳児のイヤイヤ期の娘を抱えたプライベートとの両立はクッソ忙しかったけど、自分の未来のためになり、しかも興味があってやりたいことについて毎日勉強して、寝かしつけの後も課題やったり、プラスで勉強して資格３つも取ったり、クラスの子とバカみたいな話して盛り上がったり。大人になってからこんなワクワクしたのって初めてかも。
最近就活するなかで、代表の方に私の一般的とは言えない経歴を「面白い経歴だね！」って前向きに話を聞いて頂けていて、そんなことはこれまでにはなかったから、積んできた経験に合った業界に来られた安堵感もある。
何歳になってもやりたいことに挑戦するのは大事だしチャンスを掴むことだってできるんだな。
一般事務職の面接ではマイナスに働いていた要素が、今目指している業界では「30代になってからやりたいことにチャレンジするのは素晴らしいことだと思う」って言って頂けているし、今まで色々積み重ねてきた点と点が繋がって線になっていく感じがして、生きてて良かったなぁと思う。。前向きに捉えていただけるような素敵な企業さんを受けられてるんだなっていうのもあると思うけど。
まぁだらだら書いてるけどあとは就職決まりますように、ってことだけ、、、笑
合否が来るまでそわそわしてしまって何か書かずにはいられないんだよ、、、
これ書いてる間に電話かかってきて「はっ合否か！？」と思って画面見たらディーラーさんからの車検のお知らせだったし。心臓止まるかと思った。
